A・アファメーションとは?


目次
A)アファメーションとは?
 1、潜在意識は主語に関係せずに反応してしまう。
 2、潜在意識は否定した文章でも反応してしまう。
3、アファメーションとは?(本題)
 4、行動は意思ではなく想像で決まる。


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A)アファメーションとは?
  ※事前に押えておきたい潜在意識の二大原則
 先ずは脳機能、潜在意識の二大原則を理解しなければいけません。(ここでは、潜在意識=本能=無意識=自律神経=眠っている時の自分=大脳新皮質以外の部分の脳=感情を制御する脳、と思って頂いてOKです。)

 1、潜在意識は主語に関係せずに反応してしまう。
 ◎「潜在意識は“主語”を理解できない」
  (※他人の責めると自分の神経も痛みを感じる)
  第一原則・解題
 現代医学の発達で他人を非難したり責めた時と、自分が非難されたり責められた時も脳の同じ部分の活動が萎縮したり、責める側、責められる側、どちらであっても同じようにストレスを感じてしまう事がわかっています。なのでアファメーションを作る時も、間違って誰かを責めたり非難するような文章は入れないように気をつけましょう!

 2、潜在意識は否定した文章でも反応してしまう。
 ◎「潜在意識は“否定”を理解できない」
  (※〇〇するな!という言葉は〇〇を連想する)
  第二原則・解題
 たとえば「ピンクのカラスを想像しないでください」とこの文章を読んでしまったあなたはピンクのカラスを想像せずにいられるでしょうか? もし流し読みでイメージまではまだ想起していなかった人でも、何度も「ピンクのカラスを想像しないでください」と繰り返し言われたらどうでしょうか? これは映像としてのイメージの存在しない概念でも同じ事が言えます。
 例えばピンクのカラスではなくて「午後3時の事を想像しないで下さい」と言われれば、映像は存在しなくても、そのくらいの時間帯をやはりどうしても脳内にイメージしてしまいます。
 このように潜在意識の働きにより「~してはいけない」「~はダメ」と言うような表現を言葉にすると、どうしてもそれを意識してしまう性質があります。「間食はせずに」だとか「イライラしないで」というように、そうしたくはない言葉をたとえ否定形であってもアファメーションに入れてしまうと返ってそのイメージをしてしまい思っていたような期待とは逆効果になってしまうことがあります。

これら原則に注意してアファメーションを作っていきましょう!


3、アファメーションとは?   ※執筆中

 人はなぜ変われるのか?
 ここに全ての秘密が内在しています。
 後天的に学習するという能力はごく限られた種の動物にしかありません。

 さらに、間違えて覚えた記憶を修正したり、成長や環境の変化に合わせて新たな事に慣れたり、また自らの意思で成ろうと思った状態に自分を変化させていくことが可能なのは人間だけが持つ不思議な能力です。

 その後天的な学習能力というのは発声学習といって自らの意思で呼吸を止められる種、イクラやクジラ、ぞう、カラスなどの鳥類、霊長類(尾の無い猿)では人間だけが持つ特殊な能力です。

 そしてその発声学習を自らの意思で創造的に行えるのは人間だけであり、その自らの意思で創造的に行う発声学習をアファメーションと言っています。

 そのアファメーションの本質的な部分を体系的に理解できて、一人一人が自分の理想の為に、この人間が持つ特別な能力を生かせるようになるのが当クラブの開催するアファメーションワークショップです。

 さらに詳しくはストリートアカデミー内の講座情報で詳しく説明しています
   ↓
 https://www.street-academy.com/myclass/8914

 地球上、ほとんど全ての動物は基本的に一度身に付けてしまった習性や行動の性質はなかなか自ら意思で意識的に変化させるという事はできません。

 皆さんも、一度こうだと思った何かに対するイメージや自分の行動習性や自分の性格性質は長い期間をかけて幼少期から形成されてきたもので、意識では「変えたい!」と思っても、よほどの大事件でもない限り、なかなか変える事ができなかったのではないでしょうか?

 体は酸素で呼吸し、心は言葉で呼吸しています。

 はじめて発声学習という名前を知った時は、声にださなくてもその能力を使っている動物はいるのになぜ発声学習と言うのだろう?と思いましたが、まさにアファメーションは言葉をこの人間の脳の性質に合わせて上手に用いる事で、その能力を存分に発揮します。

 良い言葉で自分の心を呼吸させてあげれば、その通りに心は変化していきます。

 上手にアファメーションを活用していきましょう!


 4、行動は意思ではなく想像で決まる。
  エミール・クーエの法則
 アファメーションの元祖ともいわれるフランス人薬剤師であったエミール・クーエ氏は意思の力と想像の力を比較して以下のように定義しています。これらも踏まえアファメーションを活用していただけたらより今後のアファメーションライフが充実するのではないでしょうか?


エミールクーエ(Emile Coué,1857年2月26日-1926年7月2日)
1、意志力と想像力(イメージ)が相反した場合は想像力が勝つ。
2、意志の力で「努力すればするほど」想像力(イメージ)は強力となり
  その意志の努力とは反対の結果となる。
3、意思力と想像力が相反した場合は想像力の強さは意志力の二乗に正比例する。
4、想像力は言葉へ誘導可能である。

●「意志力VS想像力」の転換例1
問 痩せたいという意思 VS 食べ物の美味しさの想像
答 想像力によって「食べる」という行動が勝つ
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問' 食べたいという意思 VS 痩せて異性から注目を受ける自分の想像
答' 想像力によって「食事制限」という行動が勝つ


●「意志力VS想像力」の転換例2
問 資料を作りたいという意思 VS 休んでリラックスした時の心地よさの想像
答 想像力によって「休息を得る」という行動が勝つ
         ↓↓↓↓↓↓↓↓↓
問' 休みたいという意思 VS 資料を読んだ顧客から絶賛される嬉しさの想像
答' 想像力によって「作業する」という行動が勝つ



 如何でしょうか?参考になりましたでしょうか?

 夢は叶えたい、人生を変えたい!と思っても、どうしても人間は楽な方、何もしなければ失敗はありません。ですが何もしなければ変化も成功もありえないのです。

 そんな時は、したい事、やりたい事をやり終えた結果の先に何が待っているのか?先の想像をしてみることでモチベーションはキープされ、行動力を生み出していくのです。

 楽な方に流されてしまいそうな時、日ごろにアファメーションが生きる時です。根っこの感情、潜在意識の向きを地道に毎日方向転換してきたあなたは、やるべき時が今なのか理解し今までの自分は何だったのだろうと思うくらい自分の好ましい変化に気づくはずです。

 自分にとって、みんなにとって、より良い未来、よりよい明日の為に

 アファメーションは絶対の価値を見出すことでしょう。


東の空、夕焼けをバックに巨大なアーチを架ける虹

 ワークショップ、個人セッションでは、アファメーションを実際に行ったり、より理解を深めたり、参加者の皆様の質問のお答えしたり、毎回新しいアファメーションを覚えたりしています。

 詳細はアファメーションワークショップ開催予定ページをご覧ください。よろしくお願いいたします。



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